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火災への備えと予備知識

火災

火災は他の災害に比べて多分に人災的要素が多く、いついかなるところでも起こり得ます。建物がいかに耐火構造で内装が不燃であっても、配置されている物や持ち込まれる物が可燃である限り火災の可能性を根本的になくすことはできません。従って、防災設備・避難設備の日常の保守・点検と日頃の心構えが重要となります。特に避難時に支障をきたさないよう建物内を常に整理・整頓しておくことと、避難訓練・消防訓練を定期的に実施し、避難経路・要領・設備の取り扱い等の周知徹底の必要があります。

地震

日本は世界でも有数の地震国で、過去に多くの大地震に見舞われています。その貴重な体験から、現在の建物は関東大震災クラスの地震にも耐えられるように設計されています。耐震上、柱・梁のみでなく壁・床も重要な役割を果たしていますので、将来リフォームなどを行い、壁や床に開口部を設けたり、撤去する場合には構造上の検討が必要となります。 日常の備えとしては、家具や各種器具類など、倒れやすい物はあらかじめ金具などで転倒防止処置を施してください。開き戸式の棚は内部の物が落下する恐れがあるため引き戸式のものをおすすめします。地震発生時、ご自身の身を守るため建物に合わせた緊急の対処法を日頃から訓練しておく必要があります。

風水害

建物は暴風雨に対して十分安全に設計されていますが、仕上げ材などは部分的にめくれや破損を生じることがあり、飛来物よっても被害を受けることがあります。
 特に強い台風が接近する時などは、外部に飛散する恐れのある物が存置されている場合はあらかじめ収納もしくは緊結して、来襲前にしっかりと戸締りをすることが大事です。
 高潮、河川氾濫などに伴い、建物に浸水の恐れがある場合、土蝗鰍ネどを使用して対策を講じて下さい。 天候が回復次第、屋根や外装材などの剥がれや、その他破損個所の点検をして下さい。 建物に浸水があった場合は、清掃・消毒を完全に行い、十分に換気することが大切です。